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今日の製作現場
今日の製作現場
アイアン手摺です。
もう少しで完成です。
装飾には様々な意味があります。ロートアイアンの曲げのデザインは皆さんのよく知ってる言葉で言えば唐草(カラクサ)が多いです。
唐草文様はギリシアの神殿の石の柱を思い出していただくとイメージしやすいかもしれません。
柱の上部や建築の様々なところに彫刻されています。
植物の蔓のデザインがメソポタミア、エジプト、そしてシルクロードをわたってアジアへ伝わっていきます。この唐草の文様はアラブ諸国ではモスクの装飾として用いられ、ヨーロッパではアラベスクと呼ばれます。
スペインのコルドバを訪れた際に信仰・民族・歴史のあとが建築とロートアイアンのデザインに色濃く表れていたことを思い出します。