流れるような旋律を。
90度の転換を、優雅な曲線に変える。空間を繋ぐアイアンのタクト。
階段のデザインにおいて、最も難しく、そして最も美しいのが「コーナー」の処理です。
今回は、90度に折れ曲がる階段に寄り添う「室内階段手摺」のご紹介です。
■ 途切れることのない「魅せ方」の美学
角を曲がる際、視線や手が止まってしまわないよう、どのように魅せるかラインにこだわりました。
職人が現場の寸法に合わせて、鉄を一本ずつ熱し、手作業で叩き、絶妙なR(曲線)を導き出しています。このしなやかな曲がり角は、空間に柔らかいリズムを生み出します。
室内階段手摺 NALT005
■ 空間に「抜け感」を作る、繊細な支柱
重厚なロートアイアンでありながら、細身の支柱と計算された装飾の配置により、圧迫感を全く感じさせません。壁の白さとアイアンの黒が、光の加減で美しいコントラストを描き、階段そのものが住まいのオブジェとして機能します。
室内階段手摺 NALT005
重厚なロートアイアンでありながら、細身の支柱と計算された装飾の配置により、圧迫感を全く感じさせません。壁の白さとアイアンの黒が、光の加減で美しいコントラストを描き、階段そのものが住まいのオブジェとして機能します。
室内階段手摺 NALT005
■ 3次元の接合技術
階段の勾配(斜め)から、コーナーの水平、そして再び勾配へ。
この複雑な3次元のラインを寸分狂わず繋ぐには、極めて高度な現寸設計と取付技術が必要です。
毎日通る場所だからこそ、手に触れるたび、目に入るたびに喜びを感じるデザインを。
室内階段手摺 NALT005